【読書感想文】女子大生、オナホを売るを読んでみた

どうも、花田コリぱんだです。
「女子大生、オナホを売る」という中々キャッチーなタイトルの本があったので、読んでみたでござる。

結構知り合いとかSNSでも、「勉強になった!」と言っている人を見かけたので、「タイトルで敬遠してたけど、こりゃ買うしかねぇ!」ということで、GETし読了。

なので読書感想文をここに記しマンモス。

どんな本なの??

本当にタイトルの通りなんですが、女子大生がオナホを売る本です。ガチで。

現在25歳で、複数の事業売却も行ったリコピンさんこと神山理子さんが、21歳の女子大生だった当時、オナホD2Cを立ち上げ、売るために行った経験をベースに、事業領域の選定やリサーチ、インサイトの発掘、そしてコンセプト決めから販売チャネルの選定やどういうふうに販売を行っていったかなどなどを、赤裸々にお話ししてくれたガチのビジネス本です。

大小問わず、新たに事業を始めるための領域選定やコンセプト作りを考えている人にとっては勉強になる本だと思いました。(自分にとってもD2C事業の始め方や販売に至るまでの流れを知れることはめちゃ有益でした)

ちなみに、Amazonの販売ページの中にあるバナーでは本書はこんな風に書かれておりました。

エロが苦手だった女子大生がオナホD2Cを立ち上げてから成功するまでの全過程を綴った禁断のビジネス書発売ーーーー

か、かっこいい…

読んでみた感想

SNSとかでの評判を見るとエピソードの真偽とか含め賛否両論っぽかったけど、個人的には買って良かった…!!

ネタばれになっちゃうのもあれなので、あんまり詳細は書けないんですが、下記につらつらと思ったことを書いていきマンモス。

  • 本書に最初に目に入る、付録としてついているオナホをインサイトを深ぼるためのマインドマップがまず凄かった…!ここまでやっているのか…!
  • 「はじめに」のところからリコピンさんの経歴のインパクトが強くて笑ってしまった笑 でもこういう人ほど仕事に対して真面目だからすごいんだろうなと感じた。
  • どうしてこの人はそもそも「オナホ」を売ろうと思ったのか、自分も気になっていた部分だったので、そこからのエピソードを含めた説明をしつつ、成功するためにどのように事業領域の選定をするのかの方法も解説されててわかりやすかった。
  • インサイトの発掘方法に関しては、ある程度予測はついていたけど、それ以上だった。ここまで聞くのか…!というくらいきちんと調査とインタビューが行われていて、これを実際に全てやりきれるかというと自分はできていなかったので、それを愚直にやりきったマジでリコピンさんしゅごい…。
  • コンセプト決めについても、実際のオナホ商品のコンセプト決めの流れをベースにどのように決めていったかを紹介しつつ、他ジャンルでも使えるように解説してくれていたので非常に納得感が強かった。
  • また、コンセプトを決めた後も本当にそれが既存の商品に勝てるのか?を検証するために、さらに調査とインタビューを行う徹底ぶり(しかもこの人の場合は全部自分自身で行動しているからすごい)…!事業開発においてすごく参考になった。
  • 販売チャネルのAmazon d2cについて、自分はd2cは基本的に自社サイト販売がセオリーだと思い込んでいたので、学びになった。選定理由もなるほどなぁと。とはいえ集客の部分は他にどんなことをしたのかは知りたかった。本当にAmazon一本だけでいけるものなのか?
  • 個人的にはコンセプトを確定させて販売開始!を決めた段階で、どのように良い業者を探して発注したのかまでの流れも知りたかった(たぶんここはD2C事業において秘伝のタレだと思うので言いづらいとも思うけど)
  • 成功に至るまでの体験談や成功させるためのプロセスなども紹介しつつ、働きすぎたため身体を壊してしまい退任することになったというリアルなお話はすごく自分にとっても戒めになった。
花田コリぱんだ
花田コリぱんだ

正直最初はタイトルを見て、エンタメ系の小説…?って思ったけどガチなビジネス本で学びになりまくったので、もし興味が出た人いたらぜひ読んで感想を教えてクレメンス!!